2020年 03月 08日
運に見放された八甲田山行 |
台風並に発達した低気圧が通った後は、シュカブラが見られるハズと八甲田山に走ったが、山は低気圧の余波が残っていた。風速23m、視界30mでは撮影どころではなく、身の危険を覚えた。三日目にして風は止んで、視界も広がってきた。しかし、低気圧は予期せぬ置き土産を置いていった。低気圧が通過して穏やかになった夜に、綺麗な新雪を降らせてしまった。折角低気圧の暴風で出来たであろうシュカブラは、20cm以上の新雪で埋め尽くされてしまって、ただの雪の原になってしまった。もうお手上げだ。喜ぶのは、バックカントリーのスキーヤーとボーダーだ。気持ちよさそうに自由気ままにシュプールを描いていた。諦めきれない自分は、スノーシューを履いて3時間ほど歩き回ったが、心ときめく出会いは無かった。
by hd-domon
| 2020-03-08 22:39
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