2019年 02月 08日
窯出し |
予定では12日に窯出しを計画していたが、窯の温度が50度まで下がっていたので、扉を開けてみることにした。いつもながら、「なるようになれ!」と開き直って、機械的に開けてみたら、今までに無い青の色が目に飛び込んできた。どうやら、形が崩れたりの大きな破綻はないようだ。それにしても、なんとも軽薄な青だ。今までの湿度のある青ではなく、凜とした強い青を考えていたので、それはそれで良いのだが、泥漿の施し方に問題があるため、軽薄な感じに仕上がってしまったようだ。それから、「層」が露骨に出ないようにと泥漿で調整したのだが、結果的に抑えすぎてしまった。もう少し、酸化第二鉄が主張してくれると思っていたが、酸化コバルトが余りにも強すぎた。決して、心ときめくモノではないが、あとはセッティングとライティングで少しは良くなるだろう。
予想通り、高さは10cmほど縮んだ。最上部の大事なところが割れないのは不思議なくらいだが、温度上昇と時間のプログラミングがうまくいったと言える。
by hd-domon
| 2019-02-08 22:50
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