2018年 08月 15日
800年の眠りから覚めた古代蓮 |
実家の墓参りに行ったが、盆の14日にして、花のない墓は自分のところだけだった。娘がこの間、墓の手入れをしてくれたので、仙台から用意してきた花を早速飾り、遅れたことを詫びた。
今回は畑仕事はしないで、一泊だけで帰る予定だったが、畑を見てしまうと、やらなければならない仕事が目に付いてしまう。翌朝も早朝から朝仕事をしてしまった。去年の長芋は、今頃から葉が黄色になりかけたが、今年はまだ青々としているので、葉ダニがつかず、まだまだ成長しているようだ。落花生も見るたびに大きくなっているし、葉の色が生き生きとしている。
帰りがてら、土門拳記念館で、世界遺産の特集を見たが、土門拳の業績を映像で紹介する部屋の外の欄干にサギが止まっていた。ガラス越しではあるが、2mの距離である。こんな至近距離で見るのは初めてなので、スマホを取り出して写真を撮った。サギの目を初めて見たが、鳥類独特の怖い目をしていた。
800年の眠りから覚めた、中尊寺古代蓮が、大きな鉢に葉を広げていた。株分けしてもらったのを育てているのだが、実の数からして、今年は5個の花が咲いたようだ。数年前は花も見ることができた。
その後、酒田市立美術館に初めて行ってみたが、開館して20年経つのにあまり行く気がしない美術館だった。今回は土門拳記念館との共催で世界遺産の写真展をしていた。34度の猛暑のなか、入り口への石段を登ると、見たことのある彫刻作品が広い芝生に、鳥海山を借景にして(今日は曇って見えなかった)設置されていた。安田侃の作品である。この美術館に興味が湧かなかった理由の一つが、保守的過ぎる収蔵作品内容だったからなので、以外だった。しかし、特別企画の写真展の鑑賞の疲れもあり、常設展示場の作品は最後まで見る気力、体力が失せてしまった。
by hd-domon
| 2018-08-15 22:44
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