2018年 08月 01日
スベランショ(スベリヒユ) |
今日は、仙台で観測史上最高の37.3度を記録した。遊佐で35度以上の猛暑日を連日経験し、仙台に戻れば少しは過ごしやすいかと思いきや、猛暑から追われているようなものだ。逆走台風も異常だが、列島の天気がおかしくなった。
この猛暑でもびくともしないスベリヒユについては、もっと研究されてよいと思う。一時期、スベリヒユを首都圏に出荷していたことがあったが、最近は話しを聞かない。テレビでもその豊富な栄養について紹介されたときがあったが、普及しない。
庄内では、スベリヒユを湯がいて乾燥させ、保存食として正月に油揚げなどとの煮付けとして食べられた。丁度、ゼンマイと同じような利用で、その廉価版というところだろう。秋になると、吹浦の道の駅「ふらっと」などにも並ぶ。遊佐ではこれを「スベランショ」と言う。受験生向けに宣伝したら、もっと販路が広がるのではないだろうか。
自分は生の若いスベリヒユを湯がいて、辛子醤油で食べるのも好きだ。先日は、タマネギと牛肉の炒め物に、サッと湯通ししたスベリヒユを直感的に入れてみたが、スベリヒユ独特の酸味とぬらめきが、タマネギの甘さと牛肉の旨みを引き締め、思わぬ組合わせを発見した。
耕耘機で何度も耕すと、大抵の雑草は退治できるが、スベリヒユだけはズタズタにされても生き返る強烈な生命力を持っている。舗装路にほったらかしにしておいても、自分の葉を腐らせて養分として吸収して生きるのだから凄まじい生命力だ。
スベリヒユが食品として普及すれば、スベリヒユが畑から消え、草取りの手間が省けるようになるかも知れない。
by hd-domon
| 2018-08-01 21:10
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Comments(4)
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ユキフミ
at 2018-08-04 00:16
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我が家の猫の額の畑にも、
スベランショは生き生きとしてます(笑)
嫁さまに食べると美味しいらしいと言うと、
アタシは食べないって、
言われてしまいました(笑)
鳥海山、楽しかったんですが、
久々の高低差に、明日は筋肉痛になりそうです。
スベランショは生き生きとしてます(笑)
嫁さまに食べると美味しいらしいと言うと、
アタシは食べないって、
言われてしまいました(笑)
鳥海山、楽しかったんですが、
久々の高低差に、明日は筋肉痛になりそうです。
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hd-domon at 2018-08-04 10:56
> ユキフミさん
まず、自分が食べてみること。サッと湯がいて、辛子醤油で食べる。酸味があって美味しいよ。
まず、自分が食べてみること。サッと湯がいて、辛子醤油で食べる。酸味があって美味しいよ。
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Kcous
at 2018-08-06 07:28
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hd-domon at 2018-08-06 07:54
> Kcousさん
隣の高級ブドウは被害甚大なのに、我が家のトウモロコシ畑には足跡もなし。ただ、トウモロコシが実りすぎたのは残念。
隣の高級ブドウは被害甚大なのに、我が家のトウモロコシ畑には足跡もなし。ただ、トウモロコシが実りすぎたのは残念。