2018年 04月 07日
桜の蕾みも固まる寒さ |
農作業で一番大事な畑作りをするために、孫二人と「とかち」を連れて遊佐に行った。一日目は、雪解けの進んだ鳥海山を眺めながらの作業ができた。二日目以降が雨の予報なので、一気にジャガイモと長芋の畑作りを、夕方遅くまでかけて終わらせた。その間、孫は残っていた長芋の堀り方を黙々とこなしてくれた。
翌日は予報通り雨なので、一日かけてビニールハウスの撤去と倉の整理をしたのだが、2トンダンプ5台分のゴミが出た。親父は形あるものは捨てない主義だから、長年のうちに溜め込んだ必要品(自分にとってはゴミ)が山となっていた。本人が生きているうちは捨てることができなかったが、今回は綺麗さっぱりと処分をした。5台分の分別は自分がしなければならなかったので、ゴミとほこりの中での作業はホトホト疲れた。
4月なのに、日中の気温が4度という寒さだ。世の中の桜の開花が、例年より10日前後早まっているというのに、遊佐の桜は固い蕾みのままだ。今日は雷鳴轟くなか、ミゾレとアラレが激しい日本海側特有の天気だった。
元肥を入れて、丁寧に耕した畑。左側は長芋用で、右側はジャガイモ用。長芋用には、有機の貝殻石灰が入っているが、ジャガイモは必要なし。この「畑作り」が収穫を左右することになる大事な作業だ。栽培上はあまり意味はないが、張り糸なしで、ほぼ直線的に耕耘機をかけることができるのは気持ちが良い。
去年の秋に植え付けをしたタマネギとニンニク(右奥)の状況だが、タマネギの種類によって発育状況にムラができた。いずれにしても、タマネギの出来不出来はこれからの成育状況による。
by hd-domon
| 2018-04-07 21:41
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