2017年 04月 30日
鳥海山 |
2000m級の単独峰の山を、この近距離で眺めることができる所が他にあろうかという意識が、今更ながら強くなってきた。生まれてこの方、この風景は当たり前と思ってきたが、歳を重ねるにつけ、この風景は異常なのではと思われてきた。その思いに拍車をかけているのが、海洋性気候の影響を強く受け、瞬く間に変化する特徴だ。真っ黒い雲に覆われていたと思っていたら、一瞬のうちに白く輝く鳥海山が現れる現象は、古くから山岳信仰のシンボルとして崇められてきた所以であろう。
その鳥海山を仰ぎ見ながらの農作業は、豊かな一時を与えてくれる。耕耘機を使って耕している時、地面の水平に拘る様は、作品の陶板製作の時と同じだ。作物を植えるということは、天候、畑の仕上がり、苗の生育状況などを総合的に判断する力が必要とされる。
親父が20年以上前から使っていた耕耘機を、フルオーバーホールした。そのお陰で作業が気持ち良く進むようになった。
ネギの植え付け。手前は秋ネギ、その後ろは夏ネギ、その次はタマネギの畝。竹の支柱は長いも。その後ろはジャガイモ。
ジャガイモの芽が、砂の表面から現れた。
こんな由緒ある神社が、自分の小学生までのテリトリーにあるとは知らなかった。藤山神社、藤崎地方の守護神が祀られているそうだ。
「とかち」はクローバーが大好物。菜の花は食べない。
自分が畑仕事をしている間、穴を掘ったりの一人遊びに飽きても、眠かけをしながらでもおとなしく待っている。
by hd-domon
| 2017-04-30 22:01
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