2016年 12月 09日
年一度の食器職人 |
自分のような制作姿勢は、なんだかんだ言っても自然破壊の助長者で他ならない。一つの作品に、何百キロの粘土と一般家庭の一ヶ月分の電力を消費して作っているいるにも関わらず、生活のためには何の役にもたたない。その罪滅ぼしというわけではないが、年に一度だけ食器職人になる。馴染みの寿司屋に湯飲みをおさめることになっている。毎年、これを作ると一年が終わり、歳を重ねる。毎年思うのだが、もう少し時間的に余裕のあるような作り方をしようと、しかし、毎年ギリギリになるまで作ろうとしない。これからも、その繰り返しだな。
80個の湯飲みを二日がかりで作る。個数に関係なく、仕上げに一日空けなければならない。
80個の湯飲みを二日がかりで作る。個数に関係なく、仕上げに一日空けなければならない。
by hd-domon
| 2016-12-09 22:13
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