2016年 05月 22日
山菜採り |
朝日連峰山系の山深くに、山菜を求めて仲間と3人で入った。毎年同じ場所に入るのだが、近年の不安定な天候のため、山菜の収穫のタイミングが予想しづらくなった。今年は、異常に積雪が少なかったことを考慮して、例年より早めに入ったが、それでも遅かった。一週間早くても良かったくらいだった。
目的のウドは少々伸びすぎていたが、何とか塩蔵できる量は確保した。その他にシドケ、ウルイも採れたが、極上のワラビを処理しきれないほど収穫した。例年だと、ウドの収穫の時はワラビはまだ早いのだが、それだけ季節が進んでいるのだ。
山菜の目的地までの杣道も年々不明瞭になり、今年は廃道同然となった。ここに道があったことを知らない人は歩けない。老齢化が進んだ山村では、天然物を採りに山に入るのが大変になったので、家の周りに山菜を植えるようになり、山に入らないようになったからである。杣道から分かれて崖を降りるのだが、1本のザイルが助けてくれる。良質のウドはこのような崖に生える。そして、20k以上の収穫物を背負って急峻な崖を登るのは、あと何年できるだろうか。
山菜採りは山から下りて家に着いてからが一仕事となる。山菜は傷みが早いものもあるので、処理は時間との闘いとなる。比較的保存が利くウドは後回しにして、シドケはその日のうちに湯がき、ワラビも早くアク抜きをしないと切り口からドンドン堅くなるので、疲れてはいたが我慢して処理を終えた。ウドの塩蔵はユックリと漬け、ウドの料理も数種類作ることにした。
杣道に咲くサンカヨウの白い可憐な花。
ザイルを頼りに崖を降りる。
少し伸びすぎてはいるが、一面ウド。
夢中で採る仲間。眼下には雪代水の渓谷。
帰りの登りを考えて収穫しなければならない。
コゴミが開いた群生地には良質の太くて長いワラビが生える。
目的のウドは少々伸びすぎていたが、何とか塩蔵できる量は確保した。その他にシドケ、ウルイも採れたが、極上のワラビを処理しきれないほど収穫した。例年だと、ウドの収穫の時はワラビはまだ早いのだが、それだけ季節が進んでいるのだ。
山菜の目的地までの杣道も年々不明瞭になり、今年は廃道同然となった。ここに道があったことを知らない人は歩けない。老齢化が進んだ山村では、天然物を採りに山に入るのが大変になったので、家の周りに山菜を植えるようになり、山に入らないようになったからである。杣道から分かれて崖を降りるのだが、1本のザイルが助けてくれる。良質のウドはこのような崖に生える。そして、20k以上の収穫物を背負って急峻な崖を登るのは、あと何年できるだろうか。
山菜採りは山から下りて家に着いてからが一仕事となる。山菜は傷みが早いものもあるので、処理は時間との闘いとなる。比較的保存が利くウドは後回しにして、シドケはその日のうちに湯がき、ワラビも早くアク抜きをしないと切り口からドンドン堅くなるので、疲れてはいたが我慢して処理を終えた。ウドの塩蔵はユックリと漬け、ウドの料理も数種類作ることにした。
杣道に咲くサンカヨウの白い可憐な花。
ザイルを頼りに崖を降りる。
少し伸びすぎてはいるが、一面ウド。
夢中で採る仲間。眼下には雪代水の渓谷。
帰りの登りを考えて収穫しなければならない。
コゴミが開いた群生地には良質の太くて長いワラビが生える。
by hd-domon
| 2016-05-22 13:55
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