2013年 03月 10日
鳥海山にも春の兆しが |
今年は3月になっても降り続ける大雪のため、実家の除雪作業に行くことにした。月山道の両側は例年にない積雪が残っていた。このところの気温の上昇で山肌の至るところに、雪崩の前兆である亀裂が走っている。
我が家の畑は、積雪30cmぐらいの雪で一面覆われていた。しかし、村の中に入ると急に雪は少なくなり、我が家の周りはほとんど融けてなくなっていた。前回の除雪作業が効果的だったようだ。
除雪はする必要がなくなったので、老朽化したビニールハウスの補強作業に取りかかったが、94歳の親父が一人で張ったビニールが邪魔で作業がやりづらい。ビニールを張る前にパイプの補強をするからと、前もって話しておいたのにゴーイングマイウエイである。それにしても、一人でビニールを張った知恵には驚く。補強作業と仮止めだったビニールを完璧に張り、オンボロながらビニールハウスは完成した。
ところが、電源を入れても通電しない。老朽化したヒーター線が原因と思われ、新しいヒーター線を買ってきて通電テストをしたが、電源ボックスの絶縁状態が完全ではなく漏電しているようだ。こうなると素人には危険なので、電気屋に依頼することにした。しかし、親父は自分で直せると言い張り、電気屋は頼む必要はないというのを、耳が聞こえないので筆談で説得するには疲れる。一応は納得したようだが、今頃、一人で配線接続をしているかも。
今日は我が家の庭から鳥海山がよく見え、空の色が明るいし、山肌の雪の白が柔らかく穏やかに見える。午前中一杯、田んぼに来ている白鳥の鳴き声がうるさい。しかし、もう少しでこの鳴き声も聞くことができなくなる。春は確実に近づいてきている。

94歳の親父が楽しむには十分なビニールハウス。遠景は鳥海山。

我が家の畑からの鳥海山。今年はこの畑を、親父に代わって、やれる範囲で自分が耕作することにした。
勿論、出荷しての収入などは毛頭なく、畑作業を楽しみながらこの景色を眺められるだけでもよいと思っている。

月光川河口近くより眺める鳥海山。アオサギが数羽、水が引かれた田んぼでエサを捕っていた。

櫛引PAではまだこんなに雪が残っている。この雪の壁を一気に登ったのはよいが、どうやって降りるか思案顔の「とかち」。

月山道は春に向けて、除雪と雪崩防止作業が至る所で行われていた。

月山PAより、月山(右)、姥ヶ岳(中央)、湯殿山(左)。来月上旬にスキー場開きが行われ、姥ヶ岳を中心に7月一杯スキー客で賑わう。
我が家の畑は、積雪30cmぐらいの雪で一面覆われていた。しかし、村の中に入ると急に雪は少なくなり、我が家の周りはほとんど融けてなくなっていた。前回の除雪作業が効果的だったようだ。
除雪はする必要がなくなったので、老朽化したビニールハウスの補強作業に取りかかったが、94歳の親父が一人で張ったビニールが邪魔で作業がやりづらい。ビニールを張る前にパイプの補強をするからと、前もって話しておいたのにゴーイングマイウエイである。それにしても、一人でビニールを張った知恵には驚く。補強作業と仮止めだったビニールを完璧に張り、オンボロながらビニールハウスは完成した。
ところが、電源を入れても通電しない。老朽化したヒーター線が原因と思われ、新しいヒーター線を買ってきて通電テストをしたが、電源ボックスの絶縁状態が完全ではなく漏電しているようだ。こうなると素人には危険なので、電気屋に依頼することにした。しかし、親父は自分で直せると言い張り、電気屋は頼む必要はないというのを、耳が聞こえないので筆談で説得するには疲れる。一応は納得したようだが、今頃、一人で配線接続をしているかも。
今日は我が家の庭から鳥海山がよく見え、空の色が明るいし、山肌の雪の白が柔らかく穏やかに見える。午前中一杯、田んぼに来ている白鳥の鳴き声がうるさい。しかし、もう少しでこの鳴き声も聞くことができなくなる。春は確実に近づいてきている。

94歳の親父が楽しむには十分なビニールハウス。遠景は鳥海山。

我が家の畑からの鳥海山。今年はこの畑を、親父に代わって、やれる範囲で自分が耕作することにした。
勿論、出荷しての収入などは毛頭なく、畑作業を楽しみながらこの景色を眺められるだけでもよいと思っている。

月光川河口近くより眺める鳥海山。アオサギが数羽、水が引かれた田んぼでエサを捕っていた。

櫛引PAではまだこんなに雪が残っている。この雪の壁を一気に登ったのはよいが、どうやって降りるか思案顔の「とかち」。

月山道は春に向けて、除雪と雪崩防止作業が至る所で行われていた。

月山PAより、月山(右)、姥ヶ岳(中央)、湯殿山(左)。来月上旬にスキー場開きが行われ、姥ヶ岳を中心に7月一杯スキー客で賑わう。
by hd-domon
| 2013-03-10 15:31
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