2024年 11月 28日
鳥海山が冠雪する頃、大根が旨くなる |
コロナは風邪の症状と似ているが、似て非なるものなり。スッキリと治ったということもなくダラダラと尾を引く。そんな訳で25日から予定していた鳥取砂丘の撮影行は中止せざるを得なかった。体調万全でない状態で、鳥取砂丘を隈なく歩き回ることには不安があるからである。それに加えて、友人のレクイエム作品の制作遅れと、遊佐の畑の大根の収穫時期が重なることもある。
パソコンの不具合が我慢の頂点に達したこともあり、Windows10から11に替えた。160GBのデータ移行には時間がかかったが、今まで使っていたパソコンは何だったのだろうと思うほど快適になった。若干の操作上の不慣れはしかたないとしても、比べようもないほどの速さにストレスは溜まらない。
遊佐にいる間、毎日毎食、自分で栽培した大根を食べていたが、飽きないくらい旨いのである。庄内砂丘の地下には、鳥海山からの伏流水が流れており、砂壌土の毛管現象によって地表近くまで水分補給をしてくれ、尚且つ水はけの良い畑で、有機肥料のみの栽培と低農薬による栽培によって育った大根は本当に旨い。
庄内砂丘の風紋を求めて、二日間、日の出前に行ったが、風紋はどこにも見当たらず、烈風によるトゲトゲの痕跡が見られた。これも風の造形にはなるが、心打つものではない。シベリアからの季節風が吹き始める頃には、自分の求める風紋は終わりとなる。したがって、同じ日本海に面している鳥取砂丘も同じ気象条件なので、今年は諦め、来年以降となる。その代わり、太平洋沿岸は空っ風の季節となり、風紋の絶好の撮影時期となるので、年明けの1月頃に遠州灘に行くことにする。同時に、雪山でのシュカブラ撮影の時期にもなるのだが、雪が十分降ってくれるかが問題だ。
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by hd-domon
| 2024-11-28 11:30
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