2018年 05月 21日
旬の味 |
最近は、山菜も栽培されるようになり、野菜と同じような感覚で食べられるようになったが、深山幽谷で採った山菜はアクが強い分、体へのインパクトは強い。山菜のアクは、冬の間に人間の体内に溜まった毒素を中和させる効果があるとか言われているが、心の毒までは抜きたくない。
山菜は採ってからの処理に手間がかかる。今日も一日がかりで、ウドの塩蔵と佃煮、コゴミ、シドケ、ドホイナ(ボウナ)のお浸し、ウルイとキュウリの一夜漬けと盛り沢山だった。山菜の茹で方は微妙で難しい。1分から1分半くらいで丁度良い。このくらいで、シャリッとした歯触りがあり、深山の香りが漂う。
大好物のウドと身欠きニシンの煮付け。これ一品でご飯も酒もいただける。我が家の冷蔵庫には身欠きニシンは常備品である。
上がドホイナ(ボウナ)、下はシドケ。食べ方は色々あるので、好みで食べる。簡単なのは醤油マヨがあう。かつお節をかけるのも良い。
ウドは捨てるところがない。塩蔵、煮付けの残材を細かく切って、炒めてから醤油味で作る佃煮は、ご飯にかけても美味しいし、酒の肴にも最高。このくらいの荒い刻み方のほうが良い。
ウルイはスーパーでも買えるが、深山のウルイは食べた時に、独特の香りが鼻から抜け、柔らかくぬらめきのある味はキュウリと良くあう。しばらくは山菜尽くしになりそう。この機会に体内の毒素を抜いて、リフレッシュでもするか。
by hd-domon
| 2018-05-21 23:21
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